カンボジア料理
●カンボジアの代表的な食べ物
バーイ（ご飯）、アーモク（魚と卵とココナツジューズなどを混ぜる料理）、サムロー・モチュー（酸っぱいスープ）、ノム・バンチョク（素麺に似た麺）、サムロー・コァコー（魚や豚肉などと野菜を混ぜるスープ）、プラホック（生の魚を塩づけにしたペースト 右写真）。
●食事のあいさつ言葉
日本のように食事の前に「いただきます」という習慣はありませんが、家族によって「ホープ・バーイ＝食べましょう」と言います。
●食事のマナー
カンボジアでは、普段、家族全人一緒に食事を食べます。
お父さんが食べ始めてから皆が食べます。食事をするときは音を出さないようにします。
食事はスプーンで食べます。
●誕生日の食べ物
カンボジアの習慣ではありませんが、最近、若者は誕生日パーティーを開くようになりました。
誕生日パーティーでは、ケーキとノム・バンチョク(素麺に似た麺・カンボジア風そうめん 右写真)を食べるのが、流行っています。
カンボジア料理といっても、ピンとこない人が多いかもしれませんが、一言でいうと穏やかなホッとする味です。
タイのように辛くもなく、ベトナムのように香草をあまりたくさん使っていないので、日本人にも食べやすいのではないでしょうか？
インドシナ半島の真ん中にあるカンボジアは、中国やインドなどさまざまな国の味が混ざり合って独自のスタイルを生み出しています。食事の基本はお米と魚で、味付けには魚醤を使います。
また、カンボジア人は甘いものが大好きです。ココナッツミルクをふんだんに使ったおいしい甘味がたくさんあります。
上左：アーモク（魚と卵とココナツジューズなどを混ぜる料理）
上右：サムロー・コァコー（魚や豚肉などと野菜を混ぜるスープ）
上左：カリー・ノムバンチョック（インド風のカレーそうめん。カレーにそうめんをつけてたべます）
上右：サムロー・モチュー（酸っぱいスープ）
クイティウ
カンボジアの代表的な麺のクイティウ。 カンボジア人は、朝ご飯によくこの麺を食べます。
米粉で作られている麺と、ダシのきいたさっぱりしたスープとの組み合わせが絶妙で、毎日食べても飽きません。
チャー・トロクン
日本人にも大人気の空芯菜炒め。
ビタミンやカロチンが豊富に含まれており、暑い時や夏バテ対策に効果があります。
コー・サツ・チィルク
豚肉と竹の子と卵の煮込み料理。
甘い味付けでどこか日本の家庭料理に似ているやさしい味。
ルパウ・ソン・クチャー
おなじみのかぼちゃプリン。 カンボジアに行ったら是非食べていただきたいのがこのデザート。
かぼちゃの種をくりぬきアヒルの卵をプリン状にしたものをつめて蒸したものです。
ココナツミルクやアイスクリームと一緒に食べるとおいしさ倍増です。
ミー・クイティウ
カンボジアでとてもよく食べられる麺クイティウを炒めたもの。
いろいろな具が入って少し甘い味が特徴でとてもおいしい。 ヘルシーな一品です。
チャ・サイコー
牛肉をカンボジア独特の調味料の魚醤で炒めたもの。
味がよくしみていてとてもおいしく、ご飯によく合う一品です。